NonBenだらり

ぐうたらIT系ワーキングマザーの極めてだらけた記録です。

【2歳の遊び】昭和のおもちゃとの出会い

こんにちは。

先週、夫・クマさんの実家に帰省しました。親戚一同が集まってそれはにぎやかに楽しく過ごしたのですが、娘・クマ子にとっても都内のマンションでの3人暮らしとは違う環境を経験できたのもとてもよかったのではないかと思います。

さて、クマさんの生まれ育った実家の両親はとても物持ちがよく、信じられないくらい昔のものを大切に保管しています。
例えばおひな様。3段のひな人形はともかく、クマさんやそのきょうだいが子供のころに保育園や学校で制作した紙や粘土でできたおひな様をすべてきれいな状態で保管しており、桃の節句が近づくと通常のひな飾りのわきにそれらがたくさん並ぶ光景はかなり壮観です!

そんな義両親ですが、クマさんが子供のころ遊んだおもちゃもとっておいてくれているので、クマ子も遊ばせてもらいました。クマさんのそのさらに年上のいとこたちからのおさがりだったりするものもあるので、いったいこれで何人の子どもが遊んできたのだろうと思うと感慨深いですね。たぶん古いものは昭和40年代のものだと思います。

輪投げ。
輪のロープもほとんど毛羽立つことなく、軸の木も年月を経てよいツヤになっています。

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カエルがクルクルまわるやつ(名称不明)。
横棒をまわすとカエルが前回りや逆上がりをします。単純ですがクマ子はけっこう集中して何回も遊んでいました。

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買い物かごと手押し車。
レトロな色使いです。かごにお手玉を入れて買い物ごっこをしたり、手押し車にぬいぐるみを入れて遊んだり。

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おままごとセット。
30年はたっているハズですが色もきれいで、切ったときの感触も程よく重くて良いです。

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他にも、手製のお手玉(小豆入り)、だるま落とし、コマ、など懐かしいおもちゃがたくさんありました。
昔のおもちゃを手に取って、いいなぁと思ったことは、

質が良くて頑丈。

輪投げやコマ、おままごとの野菜などどれも良質の木でできており塗装もさすがに一部褪せてきていますが、それでも十分きれい。重みもあるし、頑丈によくできています。だからこそ何十年ももつのでしょう。
今はそれこそ100均とかでもたくさんの種類が買えますが、けばけばしい色のプラスチック製のものが並んでいます。子どもが欲しがるままに安っぽいおもちゃで満足させてしまいがちですが、たまには少々高くても「良いもの」に触れるのも大切だなぁと感じました。「どうせすぐ使わなくなるから…」と高いものは敬遠してしまうんですけどね~。それに子どもが食いつくのは北欧の木製おもちゃ(,500)よりもジバニャンの絵がついたプラスチック製おもちゃ(980)だったりするんだけどね~(笑)。

買った時期が書いてある!

クマさん実家にあったおもちゃのほとんどに、裏にマジックで買った年月日が書いてあります。もらったものは誰からもらったかのメモも。「昭52年6月 ヨシ子おばさんより」とか。そういえばうちの祖母も扇風機とか台所のイスとかいろんなものにマジックで書いていたかも。この世代の人たちの慣習だったのでしょうか?子ども心に、なんでそんなことするんだろうと思っていましたが、今見ると妙にあたたかい気持ちになります。具体的な時期や家にやってきた状況がわかることによりモノと時代と人がリンクするというか、単なる古いものではなく身の上話を聞いたような気分になり親しみがわいてくる気がします。
我が家にあるものでも永く使えそうなものは購入時期を書いておこうかなとちょっと思いました。

そんなわけで、パパやパパのきょうだいイトコたちがみんな遊んだ昔懐かしい昭和レトロおもちゃで楽しい夏休みを過ごしたクマ子でした。東京に帰ってきたらタブレットとhulu大好きに戻ってしまったわけですが…。また遊ばせてもらおうね!

おしまい。