NonBenだらり

ぐうたらIT系ワーキングマザーの極めてだらけた記録です。

母乳と粉ミルクの違いはコカコーラとペプシくらいのもの

こんにちは。

思いがけずここにきて仕事が忙しくなり、夜子供を寝かせた後も仕事をする日々が続いてしまいました。気が付けばすっかり涼しくなりました。

さてぼちぼち8か月に入ります。よく言われる出産準備の中には母乳育児の準備としてマッサージとかがあります。ちなみに今2歳の娘・クマ子は最初はかろうじて混合だったのですが生後3か月か4か月頃にはすでに粉ミルクのみになっていました。生まれた直後からとてもよく飲む子で、それはもう産院のスタッフさんたちにあきれられるくらい(笑)。母乳の供給がまったく追いつかず、いちおう飲ませてはみるものの、すぐに顔を真っ赤にして怒り出し「もっとぐびっと飲ませろ!!!」と叫ぶので、粉ミルクをあげていました。

産院では希望する人には母乳の指導は熱心にしてくれるものの、「初乳さえあげることができればあとは人工栄養でもまったく問題ない」というスタンスだったため、私のように供給過少な人も気が楽でした。

その後退院してからも母乳はあまり出ず、少し悩んだ時期もありました。多くの人が経験すると思いますが、出産後しばらくはあまり合理的な思考ができず、おっぱいでおなかいっぱいにさせられない自分というのが悲しくなって泣けてきたこともありました。今思えばなんて小さなことで思い悩んでいたのだろうと思います。おそらくネットで販売される母乳に吸い寄せられてしまう人たちも、本来はそんなまがいものに騙されないような人が一時的にちょっと判断能力に欠けてしまっているのではないかな?

でもそんなときタイトルのようなことをネットのどこかで読んで、なんか吹っ切れました。たぶんコカ・コーラペプシコーラの味の違いをはっきり区別できる人って少ないですよね?もちろんできる人もいますが一部の熱心な人であって、大部分の人は喉が渇いたときに「コーラ的なもの」が飲めれば満足するはず。違いよりも共通点のほうがずっと多いのです。

子どもにとって最も重要なことは、子どもが成長に必要としている栄養を得られること、満腹感を感じられることであり、21世紀の日本においては母乳と粉ミルクの栄養素の違いは気にする必要はまったくないと思っています。(WHOで母乳育児が推奨されているのは、粉ミルクを調乳するのに必要なきれいな水が入手困難な地域がまだ世界には多くあることが関係しています)

自分自身も赤ちゃんの頃粉ミルクで育って健康だけがとりえだし、クマ子も今のところアレルギーもなくほとんど風邪もひきません。母乳育児で悩んでいるお母さんたちの心が少しでも軽くなりますように。

今はそのことで頭がいっぱいになっているかもしれないけれど、ペプシしかなければペプシをぐびーっと飲んだらいいのです。ほら、おいしいでしょ??大した違いはないじゃない!

 

おしまい。