NonBenだらり

ぐうたらIT系ワーキングマザーの極めてだらけた記録です。

耳漏孔の治療④ 入院2日目(手術当日)

1歳の耳漏孔治療に関する記事・その4です。今回は手術当日の記録になります。

 

========================================

当日朝、5:30にクマ子が起きた。

手術2時間前までなら水を飲んでいいことになっていたので飲ませたけどあんまり飲まず。6時台から元気いっぱいでプレイルームに行くと主張(汗)、さすがに早朝からは行けないのでiPhoneYouTubeでアナ雪ソングを鑑賞する。しばらくそれで粘ったあと、入院用に買っていたアナ雪のシールブックをここぞとばかりに出す。案の定クマ子夢中になる。

そんなこんなしてる間に7時過ぎに夫・クマさん到着。クマ子を手術着に着替えさせた。

 

8時前に抱っこで手術室に入り、形成外科の先生(30前半?の見たことない先生)に会う。手術室にはクマさんが最初付き添うことにして黄色いガウンと白い帽子をかぶった。面白い姿だった(笑)。クマ子はここでは泣くこともなくパパに抱っこされてたけど、移動始めるとママ!と泣き出し、結局私もいっしょに行くことに(やっぱり)。

 

手術室に入るといろんな医療機器に囲まれていて、メディカルドラマ好きとしては不謹慎にもちょっと興奮!指示されるままクマ子を抱っこして座り、麻酔のマスクを口に近づけてガスをかがせるけど嫌がってなかなか吸えない。麻酔医の指示するガスの量がどんどん上がり、最後は押さえつけられて吸った。ガスのせいで興奮してすごい形相でかなり暴れ、そのあとすーっと力が抜けていった。ベッドに寝かせて私とクマさんは手術室をあとにする。なんかすごくかわいそうなことをしているような気分に。

 

休憩ラウンジで朝ごはんのパンをかじりつつ待つ。10時半近くになりようやく呼ばれた。手術は無事に終わり、除去した耳漏孔の袋?を見せてもらえた。23cmほどの大きさで乳白色の縮れた管のように見えた。こんなものが耳のとこに埋まっていたのかー。

 

クマ子は回復室のベッドでうつ伏せに寝ていた。意識は戻っているけどもうろうとしているかんじ。手術中は温めたベッドに寝かせてもらっていたらしく体がポカポカで汗をかいてる。患部の耳にガーゼを貼られてたけど汗で剥がれそうになる。右足に点滴、左足の親指にモニターをつけられて、モニターは気になるのかとろうとする。あと酸素が出てくるチューブを顔の近くにあてておくように言われたけど風があたるのが嫌みたいで顔をそむける。顔を見てとりあえず一安心。

 

しばらくして汗もひいたので病室へ戻る。お母さんもベッドで添い寝で移動してあげてくださいと言われ、病人でもないのにベッドに乗り部屋まで連れて行ってもらった。その後クマ子は「ぎゅっぎゅっ!(牛乳)」とか「ちゃー!(お茶)」とか叫んで飲みたがったけれど15時までは水分をとってはいけないと言われているのでグッと我慢…麻酔で燕尾機能や胃腸機能が低下しているのでしばらくは口から飲み込むのが危険らしい。また、手で傷口を触らないように筒状のギプスみたいので左腕を固定されてしまった(ちなみにこの拘束ギプスをはめるときは一応同意書に署名する)。

いつも寝入るときにしている指しゃぶりができないのと、点滴チューブがまとわりついて不快なのと、体が思い通りにならないのと、のどが乾いたのでひたすら大泣きのクマ子。大人だったらこれは治療のために必要な処置だと納得できるところだが、1歳では何が起こっているのか理解できる年齢ではないので、ただひたすら苦痛なのだと思う。かわいそうだけど何もしてあげられない。

 

あきらめたのか少し寝て、夕方起きた後「いないいないばぁ」を見て喜ぶくらいまで元気に。水解禁になったので飲ませたらすごい勢いで飲み干した。

私はいったんシャワーのために帰宅し、コンビニで夕食と明日の朝食を買って病院へ戻りクマさんと交代。体が疲れているのか、クマ子は夕方からはほとんど寝ていた。夜中0時ころに看護師さんが来て点滴を抜いてくれた。

 

余談だがオムツは入院中はテープタイプのほうが良いことを初めて知った。足に点滴が刺さっているので、パンツタイプだとオムツ交換のたびにいったん点滴針を抜く必要があるため。

 

その⑤に続く~

lepanda.hatenablog.com

lepanda.hatenablog.com

lepanda.hatenablog.com