NonBenだらり

ぐうたらIT系ワーキングマザーの極めてだらけた記録です。

計画&無痛分娩のススメ

こんにちは。

先日第2子を出産しましたが、このときの分娩が前回に比べてまるで別物のように肉体的にも精神的にも楽なものでしたので、女性の皆さんに強くおすすめしたいと思いました。

今回は計画かつ無痛分娩という方法を選びました。無痛にしたのは前回3日近く陣痛で苦しみ、かつ体質的に難産傾向があると言われたのでトラウマになっていること、また上の子もいるので少しでも産後の回復が早くしたいと思ったためです。とはいえまだまだ無痛分娩が可能な施設は限定的なのでやりたい場合は妊娠がわかった瞬間から予約に走る必要があります。私の場合は麻酔が可能な2つのクリニックに電話したら5週の時点ですでに無痛枠に空きがなく、3つ目でようやくOKでした。出産したクリニックでは産科の医師が麻酔も扱えるところだったので無痛分娩の枠を設けていませんでした。

妊娠中期になって麻酔利用について相談したところ、経産婦の場合はお産が早く進むことが多いため念のため予定日より10日ほど早い日程で入院し計画分娩することを奨められました。自然に任せて陣痛を待ったうえで麻酔を入れるという選択肢もあったのですが、お産の進みが早く麻酔を入れるタイミングを失うのを避けたかったため計画を選びました。

あらかじめ決めた日に入院し、人工破膜・陣痛促進剤で陣痛を起こし、麻酔で痛みを除去したうえで出産、という流れでスムーズに出産することができました。かかった時間は促進剤を入れてから約4時間でした。前回の阿鼻叫喚の修羅場と比較すると、今回は陣痛の大きな波がくると苦しくなるものの主人や助産師さんたちとおしゃべりすることもでき、体力の消耗も少なく当日からご飯を食べたりもできました。本当に前回のはいったい何だったの!?というほど。すべての妊婦さんに麻酔をおすすめしたいと思いました。

とはいえ、人それぞれいろいろ考えもあると思います。私には今回のスタイルは非常に合っていたと思いますが、どんな人に合うのか?と考えると、

  • 赤ちゃんの誕生日を事前に決めることに抵抗がない。「自然な」誕生日にこだわる人はNG(とはいえ「予定日」だって両親の行為によって決まるわけだしね)
  • 夫など誰かに確実に立ち会ってもらいたい人(計画分娩だと休みもとりやすいですね)
  • 先の予定が見えることで精神的安定を得たい人(予定日近く、または過ぎてヤキモキ、ソワソワするのは私にとっては苦痛でしかなかったため)
  • 陣痛にトラウマや大きな不安がある人(この世に麻酔がなかったら2人目をあきらめていたかも)
  • 我を忘れて叫んだりのたうちまわったりしたくない人(自分の体が何者かに則られる恐怖…)
  • 上記のメリットのために5万~10万円(だいたい相場はこのくらい?)の費用を余計に投じることができる人

もちろん計画分娩が計画通りに実施できる保証などないので、最後まで何があるかわからないことは留意する必要がありますが、妊娠経過が順調な人は十分に検討に値するやり方ではないかなと思いました。

おしまい。